・犬のクッシング症候群での治療薬・副作用や効果など!

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飼い犬には比較的多い疾患の一つとして、クッシング症候群という病気があります。

 

医学名称を「副腎皮質機能亢進症」とも呼ばれる犬の病気で、腎臓付近にある、副腎という分泌器官の働きにトラブルを抱えた状態を言います。

 

ちなみに、「クッシング症候群」という名前の由来は、アメリカの脳神経外科医、ハーベイ・ウィリアム・クッシングが、下垂体の腫瘍が起因して、副腎皮質から糖質コルチロイドの過剰分泌を起こす疾患として公表された事によります。

 

ようは、発見した人の名前が病名になっているわけですね。

 

犬のクッシング症候群の症状や原因、食事療法や治療方法については、「【犬のクッシング症候群に適した食事】※元気で長生きするレシピ」の中で触れています。

 

ここでは、クッシング症候群になった愛犬の、治療薬やその効果、注意すべき副作用などについて、わかりやすくご紹介したいと思います。

 

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犬のクッシング症候群における治療薬について

 

犬のクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)の治療については、個々の症状や原因によって、変わってきます。

 

副腎や脳下垂体に出来た腫瘍が原因で、切除可能であれば、まず外科手術を行いますが、ほとんどの場合、投薬による治療を行います。

 

クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)の治療薬について、効果や副作用などをご紹介します。

 

 

治療薬について

 

犬のクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)とは、副腎皮質ホルモン(コチゾール)の過剰な分泌によって様々なトラブルを引き起こす疾患です。

 

これに対処するため、副腎皮質ホルモンを抑制する薬を投与することになります。

 

しかし、この時の治療薬は、与えるべき量の調節が難しく、犬の状態を見極めながら投与量を決めていかなければなりません。

 

治療薬は、「ミトタン」や「トリロスタン」といった、副腎皮質ホルモン(コチゾール)を生成を抑制したり、細胞を死滅させる治療薬を用います。

 

トリロスタンのほうが効果は弱めですが、副作用が少ない事から、こちらを先に投与するケースが多いようです。

 

ミトタンは、上記で少し触れましたが、細胞を死滅させる「抗がん剤」のようなもので、正常な細胞も攻撃してしまうため、副作用がキツイのです。

 

トリロスタンであっても、投与量の調整には気を使わなければなりません。多すぎると、副腎皮質ホルモンの低下症(アジアン病)といった、副作用が現れ、治療薬の投与を中止しなければならなくなります。

 

どちらの治療薬にしても、血液検査で、ACTH刺激試験や、低容量デキサメタゾン抑制試験(LDDST)などを行い、犬んの状態を観察しながら治療薬の投与量を見定める必要があります。

 

治療薬の効果が表れるまでには、それぞれ個体差がありますが、投与間隔や量が犬の状態に合致していれば、数日で症状の改善が見られる場合もあります。

 

少なくとも、1ヶ月から2か月程度で改善するケースが多いとのことですが、投与量があっていなければ、改善しない場合もあるそうです。

 

 

副作用について

 

犬のクッシング症候群に用いられる治療薬は、基本的に「ミトタン」・「トリロスタン」の2種類が一般的ですが、その副作用についてご紹介しておきます。

 

トリロスタンは、副腎皮質ホルモンを抑制する治療薬で、3β-ヒドロキシステロイド脱水素酵素という、ステロイドホルモンを作るためだけにある酵素の働きだけを阻害します。

 

ケトコナゾールという、チトクロームP450という酵素の生成を阻害する治療薬もありますが、比較するとトリロスタン副作用は少ないとされています。

 

チトクロームP450という酵素は、副腎だけでなく、様々な臓器で大切な働きをします。とくに肝臓の解毒作用には無くてはならない酵素のため、副作用も大きいのです。

 

ただ、トリロスタンにも注意すべき副作用があり、その副作用としては、副腎皮質ホルモンの低下症(アジアン病)があげられます。

 

体の震え・嘔吐・下痢・衰弱・食欲の低下・高カリウム症・低ナトリウム症」、などといった症状がそれです。

 

ミトタンは、トリロスタンやケトコナゾールよりもキツイ治療薬になります。「副腎皮質ホルモン合成阻害薬」というグループに属した治療薬ですが、「副腎がん」の化学療法にも用いられることもあり、抗がん剤のように、細胞毒としての作用があります。

 

副作用も抗がん剤同様、深刻な症状をもたらす場合も少なくありません。「食欲不振や吐き気、肝機能障害や下痢、発熱」などの副作用の可能性があります。

 

個体差による投与量の違いにも、細心の注意が必要で、長期間、継続的に投与できる治療薬ではありません。

 

ミトタンは、症状の改善が見られた場合、一旦投薬を止めて様子をみることおになります。再発が無い場合には予後が良好なケースもあります。

 

急性の副作用には、肝機能障害・神経障害・消化機能障害などが挙げられます。

 

いずれの治療薬を選択した場合でも、継続して、定期的な検査を受ける必要があり、治療費や検査費用は結構な負担になってしまいます。

 

 

まとめ

 

愛犬がクッシング症候群にかかってしまった場合、定期的な検査や治療費、お薬の費用など、結構な負担が生じてしまいます。

 

人間であれば、健康保険や生命保険などで大半をカバーできますが、ワンちゃんは健康保険が無いため、1回で数万円の検査費用や、薬代だって、ジェネリックを選んだとしても、1箱1万円近くするのが現実です。

 

日頃の食事管理や散歩などで病気を予防することも大切ですし、病気になってしまった場合でも、日々の食事療法が不可欠になります。

 

とくに、犬のクッシング症候群は、合併症で他の病気を併発するリスクが、高い事でも知られています。

 

【犬のクッシング症候群に適した食事】※元気で長生きするレシピ」のページで、食事療法に触れていますので、是非目を通していただければ、少しはお役に立てると思います。

 

※クッシング症候群の合併症で入発しやすい病気の詳細↓
(併発しやすい甲状腺機能低下症の参考ページ⇒ 犬が甲状腺機能低下症になった時の食事|外せないポイントや原因・症状

 

また、未病であれば、治療費やお薬代などを補填できる、「ペット保険」にはいっておけば、お金の問題で「思ったような治療が出来ない」といったお悩みを解決することが出来るでしょう。

 

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